クリニックニュースダイジェスト(2008年9月)

インフルエンザワクチン・予約開始

9月8日(月)より今シーズンのインフルエンザワクチンの予約を受け付けします。

接種開始は10月21日(火)の予定です。

例年同様に、通常の診療時間や昼の予防接種専用時間、一部の土曜日の午後に「インフルエンザ専用の時間帯」を設定します。通常の診療時間は一般の患者さんと同じ待合室で待機することになりますし、一般の患者さんの診療を優先するために、予防接種の予約人数を制限しています。できるだけ土曜日の午後の専用時間に接種されることをお勧めします。予約の申し込みは受付窓口へどうぞ。電話でも予約可能です。

ワクチンの接種回数と接種間隔

中学生以上の方は1回の接種で十分だと言われています。それ以下の年齢の方は2回接種をおすすめします。接種間隔は3〜4週間がベストだと言われていますが、体調などによる多少の増減は構わないと思います。

1歳未満の方への接種は、医療界の中でもワクチンの有効性に対する意見が分かれています。当院では、積極的にはすすめていませんが、ご希望の方には接種しています。

病気の時は、お風呂はダメ???

昔?から「熱が出たり風邪をひいている時はお風呂はだめ!」と言われています。病気で受診した時にお医者さんに指示されることもあるようですが、そもそもこれは正しいのでしょうか。お風呂に入るということは、身体に有害な行為なのでしょうか。そんなことはない筈です。私は以前の日本のお風呂事情が、このような習わしの原因になったのではないかと考えています。

今でこそほとんどすべての家庭にお風呂(いわゆる内風呂)がありますが、半世紀くらい前までは内風呂のある家庭は少数だったと思います。当時お風呂に入るためには、洗面器やタオルを持って自宅近くの銭湯に通っていたのではないでしょうか。そして帰り道の「湯ざめ」を防ぐために、身体の芯まで温めようと、のぼせるほどの長風呂をしていたではないかと思います。これでは確かに問題があるでしょう。長風呂すると体温は上がり脈は速くなって、心臓には運動した時と同じような負担がかかります。もともと熱が出ていたり病気で食欲が落ちて元気がない時に、このような入浴をしては体調が悪化するはずです。それならやっぱり病気の時のお風呂は控えたほうがいいのでしょうか?

ここは発想を変えましょう。湯冷めしなければいいのです。今は内風呂ですから、お風呂を出た後すぐに体を拭いて服を着せれば大丈夫。夏は全く問題ないでしょうし、冬場でも居間を温めておけば、そこで着替えればいいだけのことでしょう。あとは余計な長風呂をしないこと。それほど難しい事ではないはずです。汗ばんで汚れた肌をそのままにしていたら、皮膚のトラブルまで増えてしまいます。お母さんたちが時間をかけて拭いてあげるくらいなら、程よい湯加減のお風呂に1分間ザブンと入ってさっさと出れば、身体も心もすっきりするのではないでしょうか。もちろん、ぐったりして立ち上がる元気もないような場合は別です。

このような理由で、私は「熱や咳・鼻水・下痢などがあっても、患者さんが元気で入浴を希望していれば、汗を流す程度の入浴やシャワーは問題無い」と考えています。くれぐれも気を付けて頂きたいのは、体力を消耗させない入り方です。のぼせるほど長風呂したり、寒い脱衣場で湯冷めしたら病気の回復が遅れるかもしれません。入浴させることが不安であれば無理に入れないでも良いと思いますが、軽いカゼ症状があるからといって何日も(極端な場合は1週間以上も)お風呂を我慢する必要はないと思います。

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